ももクロのライブでオフィシャル以外のペンライトが禁止になりかけた

2013-09-16ももクロ,ペンライト

2013年9月13日に「第1回 ももクラシック in日本武道館」へ行ってきました。
その時の感想は別の記事で書くとして、今回はペンライトの使用制限について。

注意

これは2013~2014年当時の記事です。
2015年以降は特に問題ないと思われます。
こんなこともあったんだなーという資料としてどうぞ。

会場の入口付近にこんな注意書きが出ていました。

使用禁止の光り物
・誘導灯(短い物も禁止)
・光るベスト
・改造サイリウム
・オフィシャルより光の強いペンライト
※その他、周りのお客様が観覧しづらい状況になる物(大車輪等)の使用も禁止です!!

改造サイリウムの画像はいわゆる「閃ブレード」ですね。
オフィシャルより光の強いペンライトは「ルミカライト 高輝度イエロー」でしょうか。
もう1つは「KING BLADE MAX」の「WHITE」の画像に似ています。
白と黄色は他の色と比べて明るくなりやすいので、特別に指定されているのかもしれません。

注目なのはもう1枚の注意書き。

ライブマナーに関するご案内
■改造サイリウム等、「光が強く明るすぎる物」「長過ぎて危険と思われる物(20cm以上)」を利用する行為(オフィシャルグッズは除きます)
■「メンバーのトーク時」「バラード等、静かにお聴き頂きたい曲」の際に、メンバーを中傷する罵声や野次、被せて大声を出す行為。
■通路に、はみ出して観覧する行為
■自席以外で観覧する行為(座席移動・交換禁止)
■その他、周囲の迷惑を顧みない行為
以上、コンサート進行の妨げになる為、禁止とさせて頂きます。
行為が発覚した際はスタッフがお声掛けさせて頂き、一度、ご退出頂きます。
また、再三のお声掛けにも関わらず、繰り返し行為が行われた場合、直ちにご退場頂きます、予めご了承下さいませ。
より多くのお客様が、安心してお楽しみい頂けるコンサート環境を作る為、皆様のご理解・ご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。

改造サイリウム「等」と言うのはオフィシャル以外のペンライト全てが当てはまると考えられます。
つまり、改造・自作だけではなく「市販品も」です。

そして「20cm以上はダメ」というのがポイントです。
「以上」はその数字も含むので、20cmピッタリはダメなのです。
「19.9999…cm」以下です。
「199mm」以下です。

これは他のライブイベント含めてトップクラスの厳しさだと思います。
最近の長さ制限を考慮してわざわざ20cmに作られているペンライトすら使えません。
運営はあまり気にせず書いたのかもしれませんが、言葉1つでかなり変わってきます。

2013年現在、ペンライトの長さは25cmが一般的です。
店で売っているのはほとんどこのサイズです。
むしろ、ネットショップ以外で短いタイプを売っているのを見たことがありません。

その事を考えると、私も含めてももクラシックで市販品のペンライト(キングブレード等)を使っていた人はほぼ全員アウトだったのではないでしょうか。
そして、市販品のペンライトがほぼ使えなくなるということになります。

これはかなりの出来事だと思います。
その割にはあまり話題になっていない気もしますが、注意書きに気づかなかった人が多かったのかもしれませんね。
私も現場から帰ってきて、ブログを書くためにこの写真をじっくり見るまで気づかなかったですから!
それとも、オフィシャル以外のペンライトを使っている人は思ったほど多くないのかな。

ルイファン・ジャパンとターンオン。
2強ペンライト会社の市販品で長さの条件をクリアできるのは「KING BLADE MAX II Super Tube」と「ターンオンスティックSシリーズの一部」です。

KING BLADE MAX II Super Tube」は「199mm」です。
筒自体に色が付いているので、もし自作ペンライトシートを使いたい場合は外から貼り付ける形になります。

KING BLADE X10 II(キングブレードテン・ツー)」のスーパーチューブは「200mm」なのでダメです。

他の一般的なキングブレードシリーズも「200~250mm」なのでダメです。

ももクロ公式ペンライトの提供元であるターンオン。
2013年9月現在、スティックSシリーズの4タイプが「193~198mm」です。
・「プロ110 ネオンスティック Stypeシリーズ」
・「プロ110 キラキラスティック Stypeシリーズ」
・「カラフルプロ110Sタイプ」
・「サンダーネオンスティック Stypeシリーズ」
http://www.turn-on.jp/penlight-stickS.html

スティックSではない普通のシリーズは「214~247mm」なのでダメです。
ももクロ公式ペンライトに使われているのはこちらのタイプです。
http://www.turn-on.jp/penlight-stick.html

ももクロの妹分である「チームしゃちほこ」は、2013年8月に「公式ペンライト以外の使用は禁止」になっています。
その事を受けたファンが川上さんの上司である理事長へ質問した事に対するつぶやき

その後、私立恵比寿中学は2013年9月のツアーから長さ30cm&明るさ制限があると発表されました。
このくらいの制限なら今までとほぼ変わらずに問題ないのですけどね。

・公式のサイリウム以外での極端に明るいペンライト、サイリウム
・長さ30センチを超えるペンライト、サイリウムの使用

そもそも、「ももいろクローバーZ JAPAN TOUR 2013 5th Dimension」に続き「ももいろクローバーZ JAPAN TOUR 2013 GOUNN」もペンライトの使用禁止時間があると告知されています。
「5th Dimension」の時は開始からアンコールまで使用禁止でしたが「GOUNN」も同じになるのでしょうか。

マネージャーの川上さんのつぶやき

GOUNN公式ページでも発表されました。

【サイリウム、ペンライト等の使用につきまして】
 本公演は演出の都合上、サイリウム、ペンライトなど照明効果のある器具の使用を一部禁止させていただきます。
 ご理解とご協力のほど、なにとぞ宜しくお願い申し上げます。

ももクロのライブとペンライトは切っても切れない関係だと思っていましたが、演出優先でペンライト制限どころか、ペンライト自体を排除する方向に向かっているのかもしれません。
ペンライトを振りに行くのが目的ではないですが、なんか寂しいですね。

今後の対応策

1.オフィシャルペンライトを使う
これがベストです。
注意書きにはオフィシャルグッズは除くと書かれているので、今のところはどんな形・明るさでも心配はありません。
在庫が無くなったものはそのまま販売終了になることも多いので、気になるのがあったら買っておきましょう。
25cm前後でもOKなのはオフィシャルだけなので、長さ制限が続くようなら目立つようになるかもしれません。
http://smooch-mcz.jp/category/PENLIGHT/

ももいろクローバーZ オフィシャルファンクラブ通販内でも売っている時があります。
AE会員は要チェック!
http://fc.smooch-mcz.jp/

2.ターンオン社のスティックSシリーズを使う
公式の在庫がない場合、他のアイドルイベントなどにも持って行きたい場合、長さ制限をクリアしつつ自作ペンライトシートを使いたいならこれです。
ただ、自作ペンライトシートを使うことが改造に当てはまる可能性があるので注意が必要です。
本体はももクロ公式ペンライトにも使われているので、オフィシャルより明るすぎるということも無いと思います。

200mmの物もあるので購入前によく確認しましょう。
使えるのは全長199mm以下ですよ!
http://www.turn-on.jp/penlight-stickS.html

筒(スティックヘッド)単品でも販売しているので、何種類か作ったり交換用として持っていくこともできます。
Sタイプの短い筒の方ですよ!
http://www.turn-on.jp/penlight-stickhead.html

ちなみに、短い筒をキンブレやサンダー系に付けることも出来ますが、持ち手が長いので200mmを超えます。
過去の市販ペンライトを活かすことは出来ません。
本体ごと買い換えましょう。


3.注意書きを見なかったことにして今まで通りキンブレなどを使い続ける
判断が難しいので、あまりにも長かったり明るかったりしない限りは注意されないと思います。
でも、禁止されているのを知ってて使うというのは気分的にいいものではありませんよね。
多少は大目に見てくれるかもしれませんが、私はやりたくないです。

4.制限を「25cm以内」か「20cm以内」に緩めてと運営にお願いする
25cm「以内はOK」なら今までどおりキングブレード(25cm)やターンオン系(24.7cm)も大丈夫です。
25cm「未満はOK」か「以上はNG」と書かれるとターンオン系は大丈夫ですが、キングブレードはスーパーチューブ以外全滅です。
最低でも20cm「以内はOK」にならないと市販品はほぼありません。

25cm丁度の長さをOKにするかNGにするか、20cm丁度の長さをOKにするかNGにするかの2段階で決まるわけです。

もちろん、これは長さだけを考えた場合です。
明るさ制限についてはまた別に考える必要があります。

注意書きを設置しているのはシミズオクトだそうです。

そもそも、注意書きにあるオフィシャルペンライトの写真ですが、あれはAKB48公式グッズ オフィシャルスティックライトNEO/チームA(キングブレード)の写真です。
ももクロのオフィシャルペンライトの写真ではありません。
許可をとったのかわかりませんが、ペンライトレビューで有名な「monta@site」さんの画像を加工して使っていると思われます。

今回の注意書きは2012年にAKB48がペンライト規制をした文章に似ています。

20cm制限でオフィシャルグッズは除くというのもAKB48の劇場内禁止事項に似ています。
AKB劇場内の場合は「20cm以下はOK」なので20cm丁度のは使えますが。
http://www.akb48.co.jp/theater/

なんとなく注意書きはももクロのために1から作ったのではなく、他から何も考えずにそのまま流用しました!という感じがして気になるところです。

最近のライブでは「顔写真付きの身分証明書」じゃないとNGだったり「顔写真がない身分証明書」でもOKだったりと一貫性がないですよね。
いまいち、ももクロ本体の意思と実際の運営がかみ合っていない気がします。

今後を見越して、今のうちにキンブレとか全部売って短いのに買い直しておこうかなと思っている今日このごろ。
新型買ったばかりなのにな~。
グスン。

追記1

2013年11月10日に日本テレビで放送されたサンバリュ「THE Q」という番組でももクロが取り上げられました。
その中で「アイドル応援ライトの歴史。」というコーナーがあり、「ももクロは片手3本持ちまで」「ももクロも閃ブレNGだよ」と表示されていました。
それを見たと思われる川上マネージャーが「閃ブレ禁止ではなく 極端に明るいもの長いものが禁止」とつぶやきました。
非公式扱いのつぶやきですがこれが川上さん(ももクロ)の運営方針だと思うので、常識的な範囲内なら長さや明るさを気にせず今後も今までと同じように使用できそうです。
この記事で長々と書いている9月の日本武道館イベントだけが特例だったと思われます。

追記2

2014年01月04日に開催された「俺の藤井2014」はももクロの決まり事が適応になると川上マネージャーから発表されました。

公演が終わって公式記事が消えているのでキャプチャ画像で引用しておきます。
http://www.momoclo.net/pub/pc/information/?id=668

これが今のももクロのルールということになりますね。
細かい基準は書いてありませんが、長さや明るさがオフィシャルグッズ以下なら問題無いと思われます

追記3

2014年3月15日と16日に行われる国立競技場大会の公式グッズとして「MCZ公式ギガライト(Vol.4)」が発売されました。
http://smooch-mcz.jp/category/ALL/MOM174029.html

商品説明にわざわざ「公式が認めた、より明るいライトとして使うもよし」と書いてあります。
公式のペンライトならこれから先、規制が復活したとしても使えるはずなので、明るいのが好きな人はこの機会にぜひとも購入しておきましょう。
そして、この明るさが公式になるということは、一般的なペンライトもほぼ大丈夫そうです。
これより明るくて長い市販のペンライトはなかなかありませんからね。

追記4

2014年3月15日の「国立競技場大会」では、入口付近に「使用禁止の光り物」の看板が設置されていました。(上記の画像とは内容が少し違っていました)
「ライブマナーに関するご案内」は無かったと思います。
私はこの看板があったので閃ブレは使いませんでした。
大規模会場の運営・設営をしている「シミズオクト」が自主的に設置してるんですかね。
うーん。
ももクロ用の看板作ってくれないかな。

追記5

2014年7月27日の「ももクロ夏のバカ騒ぎ2014 日産スタジアム大会」では、下の注意書きと同じものが設置されていました。
長さに関しても同じです。
シミズオクトさん勘弁して下さい!

2013-09-16ももクロ,ペンライト

Posted by eastrack (管理人)